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自然体がウリ?小堺一機さんに学ぶトーク術


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お昼の番組といえば、『いただきます』や『ごきげんよう』などの番組が思い浮かぶだろう。

それらの司会として30年もの長きに渡り、実に多くの人たちとのトークを繰り広げてきた小堺一機さんだが、一体彼のトークにはどんな秘密が隠されているのか?その極意に迫ってみることにする。小堺 一機さん(こさかい かずき、1956年(昭和31年)1月3日)は、お笑いタレント、コメディアン、俳優でもあり、幅広い活躍を見せている。

生い立ちとしては、専修大学在学中の1977年(昭和52年)に、テレビ番組『ぎんざNOW!』(TBSテレビ)の「素人コメディアン道場」で第17代チャンピオンとなり、芸能界入りした。大学卒業後、勝新太郎さんが主宰する「勝アカデミー」に第1期生として入校し、翌年卒業した。勝アカデミーでは岸田森さんらに師事し、同期生にはルー大柴さんがいた。

その後浅井企画と契約し、本格的な芸能活動を始めた。『ぎんざNOW!』初代チャンピオンであり、浅井企画の先輩で長年の親友でもある関根勤さんとコンビ「コサキン」を組み、ライブハウスの舞台に立ち修行を積む一方、『ザ・トップテン』(日本テレビ)の中継リポーターとして出演したのに続き、萩本欽一の看板番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日)の「クロ子とグレ子」で関根と共に人気を獲得。

活躍が認められ、1984年(昭和59年)10月にフジテレビのテレビ番組『ライオンのいただきます』(1989年10月より『-いただきますII』に改題)の司会に抜擢、その後、後継番組として1991年(平成3年)1月より現在も続く『ライオンのごきげんよう』が開始、以来お昼の顔となっている。また、関根さんと共にパーソナリティを務めたTBSラジオのラジオ番組『コサキン』シリーズは、深夜番組としては驚異的ともいえる27年半続いた長寿番組となった(2009年3月放送終了)。

80~90年代は俳優としてもテレビドラマ出演を多くこなしたほか、「ごきげんよう」で司会者のイメージを確立しているが、原点となるものまね芸も続けており、「コサキン」で新ネタを卸し続けたほか、近年は「とんねるずのみなさんのおかげでした」で若手芸人に混じってものまねを披露している。

2004年(平成16年)7月、首の腫瘤(しゅりゅう)の摘出手術の為にレギュラー番組を一時降板した。摘出の結果一部に癌化した細胞が検出され、後に自身が癌に罹患していることを公表した。テレビ番組には同年8月30日の『ごきげんよう』の生放送で復帰したが、その際には、髪を白く染めるという意表をついた登場で注目を集めた。それ以後は金色の頭髪がトレードマークとなっていたが、現在は白髪であると本人が語っている。なお、従前より「髪の毛の後退」は彼自身のネタとしている。癌になった事をきっかけに禁煙し、現在は非喫煙者である。

そんな活躍を見せる小堺さんに、トークの極意を伺ってみたところ、

小堺「たとえワンバウンドで拾ったとしても、そう見せてないだけ(笑)。そりゃ、30年もいろいろな人と話していたら、言葉の使い方をはじめ、どうしたらいいかはおのずと教えてもらいますよ。ベテランの方からはうまい言い方を、若い子からは今どきの言葉を教えてもらいますし。ただ、気をつけているのは萩本(欽一)大将から教わったことで、「デブの人を『デブ』と呼んだら、それはコメディアンじゃなくて素人」ということ。見たままをストレートに表現するのではなく言い回しのバリエーションには気をつけています。」

といった様に、彼なりのこだわりがあるそうだ。

他にも、小堺さんなりの持論を以下のように述べている。

小堺「今でこそ(明石家)さんまさんとか(笑福亭)鶴瓶さんとかいろいろな人が出てきて、バラエティーでもトーク番組って主流になりましたけど、昔の芸人さんはトークが苦手でしたよ。萩本さんが『オールスター家族対抗歌合戦』の司会になった時なんか「俺、司会になっちゃった」って言ってましたから。けど、それに比べて今の若手芸人はみんなMCを目指しますよね。そう考えると時代って変わったなって思います。確かに今の司会には番組を回して行ける力みたいなものが求められている。でも、だからこそトークに最も必要なものは「聞く」ことなんだと僕は思います。」

普段サラリーマンをしている人も、こういった話はとても参考になるのではないだろうか。

話が上手くなりたいと思い、話すことばかりに意識がいってしまいがちだが、その本質にはまず「聞く」ことがあるのだという、小堺さんの意見にも非常に説得力があり、為になると感じる。

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